浦河でも珍しく積雪がありました。旭川の1割足らずですが。
例年この時期、お約束みたいに短靴のまま旭川へ帰ってしまう失態を繰り返してましたが、3度め、うんにゃ4度めの正直でちゃんとスノトレで帰宅🎉✨😆🎊⛄
さて、浦河のベランダの植物ですが、不意に冬が始まったので、急かされるように室内へ取り込みます。
つい先週まで宿舎の菜園はまだ野良仕事が出来る状態だったため、10月に開拓した区画の残りを今でしょ!とばかりに備中鍬が曲がるほど耕しまくりました。何しろ雑草の茎が枯れてるので面白いくらいボサが取らさります。
宿舎は2Fですが、植物が置かさる春から秋のベランダには割と色んな生き物がやって来ます。アマガエルにエゾツユムシ、コアオハナムグリにオニクワガタ‥先月はヒメクサキリを見かけ、「あぁまだ生き残りがいたんだ」と思ってたら😲
いくら何でも既に12月、-6℃以下にもなってるし真冬日もありました。卵で越冬する昆虫の親たちはとっくに絶えてるはず。
もしやヒメクサキリではない?いつも見かけるのより少しデカイかも‥
頭をよぎったのは大学時代、厩舎の稲藁で越冬していたクビキリギス。「さすが本州、冬でも鳴く虫がいるんだ!」と感心した記憶があります。
道内でのクビキリギスのことはノーマークだったのでググってみると「南端部に移入種として分布」とのこと。
南端部とは道南を指しますが、見たことはありません。松前付近には古くからヤブキリが生息しており、恐らく藩政時代に持ち込まれた杉・桜・椿・桐といった樹木と共に海を渡って来たと思われます。クビキリギスも同様なのでしょう。
それにしても気候的に冬は道南並みとはいえ、日高管内にもいたとは‥くっついて来たのは黒松かな?
さあ、どうする?既に氷点下になってる野外へ放っぽり出しても上手く枯草の隙間に潜り込めるか心配なので、概ね0-10℃に保った植物部屋で越冬させることにしました。