北限を越えた動植物

北海道南端エリアの昆虫

前回に続き、道南編です。 本州から青函トンネルを抜けると渡島管内知内町。カキとニラとマコガレイ、最近は高校野球の強豪校でも知られています。 道端で見つけたシロスジコガネ。 クロマツ林に発生、生息も道南に限られることから、クロマツと共に本州から…

仰ぐ臥牛の峰 美しく(駒場小 校歌の一節)

港街の函館市は いつ来ても 潮風に油がまざったような 香りをただよわしていた すべてが雑然としたこの市街は かつての大火災後 一層雑然さを加えて来たようだ それにしても なつかしいのは 函館山の姿である この山を眺めて 初めて故郷らしい 気持ちになっ…

ハチクの勢い

北海道では竹林が極めて稀、という記事を以前書きましたが、ハチクやヤダケの「竹藪」なら函館市内でも割と普通に見られます。(正確にはヤダケは笹に分類されます。) ハチクは華北原産で寒さに強く、道央あたりでも生育するそうです。 ♪竹に短冊七夕祭り …

カマタマ。

昨年11月、松前の別宅で見つけたオオカマキリの卵嚢です。 北海道でカマキリといえば超希少。 東京での学生時代、キャンパス内の空地で馬に食わせる青草を刈っていると大小様々、多種雑多なカマキリがゴマンといて自分だけテンション上がりまくったものです…

北辺の竹林~モウソウチク

松前城のある海岸段丘の背後には寺町が形成されており、北海道遺産にも選定されています。思わず道内にいることを忘れてしまいそうな、古刹と椿と竹林。 内地でモウソウチクは荒廃した里山にはびこり問題になっている様ですが、道内ではごく一部でしか育たず…

北辺の照葉樹~ツルマサキ

いつも不思議に思うのは「この北海道に生息している生き物たちは、どうやって渡って来たのだろう?」という疑問です。 日本列島の成り立ち(地殻の変動)や氷期の到来(気候の変動)、これらを時系列に整理しても様々なパターンが想定できますが、暖地性の動…

国内外来樹クロマツの法面植生

道南(渡島・檜山地方)から日胆(ニッタン=胆振・日高地方)の海岸線にはクロマツを含んだ植物群落が見られます。中でも襟裳岬の砂防林はNHK 「プロジェクトX」でも取り上げられ、上皇陛下も御在位中に御幸されています。 実はこの松、道内では国内外来種。外来…