ezohikiの日記

道内五拠点生活

春耕

11日、松前に上陸した桜前線ソメイヨシノ)は3日かけて函館へ到達すると、翌15日には渡島半島を飛び越え遥か札幌までワープ。例年のことですが大都市ゆえのヒートアイランドが原因でしょうか。

浦河のエゾヤマザクラは未だ蕾ですが
エゾムラサキツツジが見頃です

鳥フル派遣から帰還後も繁忙期が続き、少々息切れ気味。メドが付くのは、あとひと月ほど先です。ここで無理して溶連菌に罹ってはイカンので、帰宅も帰省も乗馬もせず宿舎でのんびり過ごす週末。どんなに残業が続いても気分転換と称し、土日は1日2鞍乗りこなし年2・3回は大会に遠征していた20代の頃の体力はもう戻らない‥

4月に入ってから気温が殆ど上がりません。

早くも海霧が発生、こんな気象が7月まで続きます。

先月末に起こした8坪足らずの畑、どうしたものか。

旭川みたく春~夏の高温・好天が期待できる地方ならば、今年は○を植えてみよう、といった選択があれこれ出来るのですが‥

無霜期間は長いのに20℃を越える日が限られる西岸海洋性気候。

牧草以外で収穫できそうな作物と言えば馬鈴薯・小麦・甜菜かな?実際、山脈の向こうの十勝ではこれに豆を加えた畑作4品の輪作体系が確立されています。

今回蒔いた人参・火焔菜&花の種(右上から)
キショウブ旭川で栽培したもの
スミレ・ツボスミレ~勝手に生えたもの
コオニタビラコ七草粥セットから培養したもの
日本アサガオ~函館で父が栽培したもの
旭川では西洋アサガオの方が良く育ちますが
函館では逆に日本アサガオの方が育つようです
オシロイバナ旭川で栽培したもの
これは熱帯原産だから浦河じゃ無理か

火焔菜(テーブルビート)は法蓮草の仲間、甜菜と同種の根菜です。甜菜は北海道でしか栽培されないため、道外の方には馴染みが薄いと思います。道内あちこち(伊達・士別ほか十勝・オホーツク管内に多数)に精糖工場がありますが、国産砂糖(自給率4割)の8割が道産、つまり我々が口にする砂糖の約1/3は甜菜を原料として精製されたものです。

十勝にいた頃に若干携わった甜菜の副産物利用

残りのスペースは来月、馬鈴薯植え付けのためとっておきます。シストセンチュウでも侵入しない限り、テキトーに育てても実ってくれそうです。

大豆も植えるつもりですが、生育にはもう少し温度が必要かもしれません。

水はけの悪い土壌に雨垂れが集まり、湿害が発生しそうです。

いっそのことアマガエルが産卵できるよう、軒下に溝を切って水を溜めてみようかな。

早く植え過ぎてしまった蕎麦

数日後やっぱり霜にあたりました