ezohikiの日記

道内五拠点生活

チョウセンキリギリスとコウライキジ

人の気配を感じると跳ねずにノソノソ株本へ
隠れる習性なので大きな鳴き声の割に見つけづらい
左上に辛うじて写ったハネナガギス(有珠山SAにて)

こんな表題を付すと直ぐイキリ立っちゃう御仁もいらっしゃるでしょうが、主義・思想は関係なく生き物の話題です。

夏の間あんなに雨不足だったのに、秋になり飽きるほど降る日高管内。9月が過ぎて更に多雨傾向、先日も一晩中雷雨でした。どおりで朝起きたらヘソがなくなってると思った🐸もう蛙になるしかない?

温暖化って気温上昇というより気象のブレが極端になるらしいですね。これがその影響なのかは分かりません。

さて、春に開墾した宿舎の畑ですが、南東側の隣接区画が雑草だらけ。階下の入居見込みがなさそうなので、東進南下政策により領土拡張?することにしました。

基本は無施肥無農薬
備中鍬と剣先スコップ以外の投資はしません

ネギは残滓から再生させリユース
甜菜の一種である火焔菜
獲り損ねたら巨大化
やっぱり甜菜は甜菜です
精糖してみるか?

今夏の気温なら豆はもちろん大抵の野菜がおがりそうです。来年は何植えるべ?カボチャやナガイモなんか面白そう、なんて想像してると耕起も楽しくなりおだってしまいます。翌々日あたり1日遅れの筋肉痛。

この歳で今更、筋力増強など夢にも思いません。それより怪我をしないよう体を柔らかく保つので精一杯です。いつも馬装中に腕が吊ったり、チャップス着ける時に胸筋が吊ったり、馬上体操で脚が吊ったり‥馬に乗る前に既に息切れ状態になります。

人力施工のエネルギー源
甘納豆はデカけりゃデカいほど🙆‍♂️🆗‼️

セイヨウミツバチがまだ採蜜してるので
特定外来生物オオハンゴンソウは残しました
別に違法ではありません
駆除ではなく開墾が目的
そして養蜂の一助と蜜源の確保

色とりどりの漿果が実ったノブドウ

まずは小麦を播種

最近、近所に棲み着いたコウライキジの一家が目の前を横切ります。警戒感なさすぎ!

ロードキルかカラスに襲われたか‥幼鳥の亡骸
夕方にはキツネが持ち去ったのか消えてました
冬になるとオジロワシの餌にもなるのでしょう
ちゃんと人里の生態系で役割を担っています
百年ほど前に道南と日高管内に持ち込まれた
カテゴリーB(影響なし)の外来種ですが
拓けた人里でしか生息出来ないようです

管内で珍しくチョウセンキリギリス(ハネナガギス)の鳴き声を聞きました。極東ロシアから朝鮮半島にも分布しますが在来種です。チョウセンカマキリやチョウセンゴヨウも同様、単に「大陸にもいる」という意味。カラ(唐)マツに至っては本州固有種になります。

チョウセンゴヨウとカラマツは道内では国内外来種ですが、造林や耕地防風林として重要な樹種です。

ハネナガギスの分布は不思議で、基本、日本海側では普通・太平洋側では稀、でも局所的には普通だったり稀だったり‥

松前では見たことがありません。もしや帰化種と思われるヤブキリと競合した?いや、ヤブキリを見ない函館でも稀なので、やはり謎です。

チョウセンゴヨウ(旭川スタルヒン球場にて)

旭川の自宅で見つけたチョウセンゴヨウ実生
踏まれない場所へ移しました
近年エゾリスが来るので実を置いていったのかな?