ezohikiの日記

道内五拠点生活

さざんか咲いた

日高管内も11月半ばを過ぎると木枯らしが吹いて、カシワの半落葉とクロマツの緑を除き海岸段丘はすっかり冬木立に。 鮮やかなピンクのマユミの実枯野の中で一際目を引きます 空っ風にカラカラと葉を鳴らすカシワ林は、ちょうど年の瀬の関東・武蔵野のクヌギ…

はじめてのお魚釣り

ウソです。 初めてではありません。 でもド素人には違いなく‥正しくは今世紀初の、です。 これまで魚類について書くことを憚ってました。 魚との直接的な触れ合いに乏しく、玄人釣師のブログ諸先輩みたくリアル体験がないからです。 所詮はナンチャッテ生物…

冬の訪れ

先月末から胆振の養鶏場で鳥フル発生が相次ぎ、再び猛威を振るっています。隣接する日高への伝播も時間の問題なのか‥ 先日、某番組で出演者が「北海道ってもう寒いのかな?何着て行こう?」と言ってましたが、今が最も道内での地域差を感じる頃です。 北海道…

ニュータウンのニレ~楡科の木々①

函館へ帰省する際、札幌の東玄関・大谷地ターミナルで高速バス乗換をします。 食事をとったり散策したり、10hに及ぶ長旅中の大切なリフレッシュです。方向オンチで人混みが苦手な自分でも、何度も立ち寄ってるので無駄に徘徊しません。それでも地下鉄のりば…

方向オンチ都会をさまよう

人口減が著しい斜陽都市・函館。でも昭和までは北日本第5の街でした。 自称シチーボーイの私ですが、学生の頃「何でわざわざ上京して馬の世話を?」と揶揄されたもの。 北の大地に憧れ北大や帯畜を目指すも「熊に喰われるぞ」と親に泣かれたり「凍えたらどう…

クヌギの思い出

子供の頃、図鑑の分布欄に「本州以南」と書かさってるのを見て羨ましく思っていました。きっと対岸には色んな動植物がゴマンといるのだろうと。 函館の街を抱くショッパイ河こと津軽海峡には生物の往来を隔てるブラキストンラインが存在しますが、本州はすぐ…

上川百万石

勤続30年で金一封頂けるようです。 妻から「自転車欲しくなっちゃった。電動の。」と宣うメール。知らせてないが何故? 自宅のある旭川は茫漠たる盆地の中央、果てなき上川平原が広がります。以前、京出身の方が「京都盆地は端から端まで歩けるけど、ここは…

留萌本線汽車の旅

現住所や自宅・実家等がある浦河・旭川・美深・函館・松前の5拠点とは別に、過去に在住した又は滞在した“ゆかりの地”を数えると両手の指を越えます。 在住期間でランキングすると‥ 音更(十勝)8年 士別(上川)6年 留萌(留萌)5年 府中(東京)4年 栗山(…

馬の縁は人の縁

無事、大会が終わりました。思い残しは何もありません‥ 直前にハプニング発生、ブッツケ本番となりましたが、当面の目標だった完走が出来たので良しとします。 まあ乗り手としては全然ダメで飛越時の随伴が合わず、ほぼ馬に助けられたという“へくさい”騎乗で…

秋季大会にむけて

天高く馬も人も肥ゆる秋、です。 メガ盛も普通に完食する"チビの大食い"で知れ渡ってる(らしい)自分ですが、運動量がエアロビの倍と言われる乗馬を続けてる限り♪どんだけ食べても0カロリー、なハズ‥ 彼方にアポイ岳山頂が 日高で乗馬を再開して早2年半、体…

寒地の作物と果樹

サツマイモは極寒の美深でも収穫可能です。恐らくゴーヤも育ちます。近年は道内各地で落花生など意外な作物が栽培されている様です。 単年作の場合、冬どんだけシバレようとも関係ありません。生育時に高温が期待できる上川盆地は亜熱帯原産である稲の一大産…

美深でイモ掘り

これまで当ブログの拠点としてきたのは浦河・函館・松前・旭川の4市町ですが、今回は上川北部にある美深を取り上げます。妻の実家、いわば第5のホームグランドです。 豊かに実り芳しく色付く大地 南北に長い上川管内は山・川・盆地が連なる内陸地帯で、岐阜…

くすさん(楠蚕)

上川地方の暑い夏はお盆を過ぎると突然、全盛期の幕を下ろし、短い秋が足早に走り去ります。今月中には霜、早ければ来月から根雪になる年も。 今回はヤママユ(天蚕)の一種クスサンの話題ですが、冒頭に掲げると興醒めなので、まずはベランダのミニ照葉樹林…

夏草の線路

日高本線跡 自分も含め親族の生業を改めて見ると、教職と技能系公務員の割合が多い家系です。 父方の祖父も国鉄マンとして車両整備に携わっていました。戦時中は技師として満州へ単身渡航、一家での入植計画もあったそうです。幼かった父にとって残留孤児問…

つれづれなるままにヒグラシ~道内セミ事情

8月半ば、管内でも災害事象(20㎜/h又は80㎜/24h)を越える雨が観測されました。H15に日高を襲った台風10号の様な激甚がなければ良いのですが‥ 雲が途切れると日中まだ夏の匂いが残っていて、周囲の森でセミが鳴いています。全道的にスタンダードなコエゾゼ…

エゾシカとオオハンゴンソウ

夜、窓を開けてると肌寒く感じる季節になってきました。 あんなに賑やかだったアマガエルたちも三々五々?林へ帰ってゆき、聴こえてくるのはカンタンやエゾエンマコオロギ。道央や道北の日本海側に多いチョウセンキリギリスはほぼ見かけません。 廃線跡にて …

ニホンアマガエル分布の謎

八月、最初の水曜日から日曜日にかけて、カラッと秋の気配が漂いました。 日高沖の水温が徐々に上昇、海霧の発生もめっきり少なくなり鬱陶しさは解消されたものの、昼も夜も気温が20℃前後なのは相変わらずです。 先月末の妻からのメール「今こっち(旭川)来…

北海道南端エリアの昆虫

前回に続き、道南編です。 本州から青函トンネルを抜けると渡島管内知内町。カキとニラとマコガレイ、最近は高校野球の強豪校でも知られています。 道端で見つけたシロスジコガネ。 クロマツ林に発生、生息も道南に限られることから、クロマツと共に本州から…

'22夏 帰省②

一昨年の札沼線(区間の6割)、去年の日高本線(大部分)に続き、留萌本線もついに全線廃止とのニュースがありました。新幹線の並行在来線となる函館本線(山線)のバス転換も決まっており、道内の地方交通線はいよいよ限界まで達してしまった様です。 無理…

'22夏 帰省①

これまで幾度となく転居を繰り返してきましたが、エアコンなる文明の利器を家に設置したことがありません。 東京にいた時も、貧乏学生にとってクーラーなど贅沢品。(そもそも昔ながらの下宿や厩舎=部室はスカスカなのでたぶん無意味‥)センプーキ回しても熱…

ネコにマタタビ

雑木林の林縁、いわゆるマント群落は藪が深くツル性の植物が繁茂し、毛虫なんかもいたりしてあまり近づきたくない場所ですが、野生の果樹も多く見られます。 道南や日胆地方でよく目にするマタタビもその一つです。 所々、葉っぱが白くなっているので、近縁…

夏の花ごよみ

内地は早くも梅雨明けとのことで、大変な暑さの様ですね。(他人事みたいですいません‥) ここ日高管内も20℃程度ですが、蒸し暑いです。(怒られそう‥) 断続的な霖雨に雷、いつものナンチャッテ蝦夷梅雨と違う、これってもしや本つゆ? 東京での学生(馬術…

沿岸バスの旅‥Go To 留萌

留萌港 もうすぐ海開きです。 道内の海水浴場は暖流が北上する日本海に集中しており、太平洋やオホーツクの海水浴場はしゃっこすぎて海水浴どころじゃないです。某食堂の納豆定食(納豆抜き)みたいな?日高管内にも数ヶ所ありますが、誰も泳ぎません。 先週…

アポイ登山

ようやく日平均気温が15℃を越えるようになり、ウグイスやキジバト、カッコウの声も心なしか楽しげに聞こえます。 アマガエルやエゾハルゼミも盛んに鳴き出し、20℃に満たなくても充分に暑気を感じさせる日高の夏です。 先週末は2年ぶりの職場レク、アポイ登山…

海霧

世間的には夏が始まるようで「風に海の匂いが混じって来た」とか言う某マックのCMが頻繁に流れていますが、ファストフード店のある隣町まで行くには1日10往復足らずの路線バスで片道1時間半、ママチャリでは距離的にちょっと‥たまにはケ○タとかモ○とか食べた…

エゾヒキガエルのはなし②

路面電車の終点・谷地頭(ヤチガシラ)。 函館山の南東麓に位置し、ぐるりと杜に囲まれた趣のある閑静な住宅街です。 地域全体がスリ鉢状の地形を成しており、NHK「ブラタモリ」でも謎の凹地として紹介されましたが、火口の跡ともいわれています。 戦前まで、鉢…

砂山

臥牛山(函館山)と共に、市内の学校で校歌によく登場する地名が「宇賀の浦」です。 「巴の港」と称される天然の良港・函館港の反対側、外海(津軽海峡)に面した海岸で、大森浜とも呼びますが、かつては砂山とか高盛山とか言われる砂丘があったそうです。上…

エゾヒキガエルのはなし①

函館山山麓を散策していると、地元のロータリークラブが設置したロードキル注意喚起の標識を見かけます。 この標識に示されている「エゾヒキガエル」とは、古くから函館山に土着していた国内外来種アズマヒキガエルの通称です。かつて私も保全活動に係わって…

仰ぐ臥牛の峰 美しく(駒場小 校歌の一節)

港街の函館市は いつ来ても 潮風に油がまざったような 香りをただよわしていた すべてが雑然としたこの市街は かつての大火災後 一層雑然さを加えて来たようだ それにしても なつかしいのは 函館山の姿である この山を眺めて 初めて故郷らしい 気持ちになっ…

ハチクの勢い

北海道では竹林が極めて稀、という記事を以前書きましたが、ハチクやヤダケの「竹藪」なら函館市内でも割と普通に見られます。(正確にはヤダケは笹に分類されます。) ハチクは華北原産で寒さに強く、道央あたりでも生育するそうです。 ♪竹に短冊七夕祭り …