ezohikiの日記

道内五拠点生活

野生の王国?

全道各地でヒグマの出没・事故が相次いでます。

昨年は松前でも老夫婦が庭先で襲われ重傷、白神岬を挟んだ福島側で一昨年犠牲者を出した案件と同じ個体によるものではないかとみられてますが、まだ捕獲されてません。道南の熊は特に気が荒い、と言われるのは本当なのかも。

将来の菜園(松前
ここも目撃情報があり油断できません

道南の地域条件‥
※ブナやクリなど餌が豊富
※温暖で越冬しやすい
※土地が狭く人里が近い
生息密度が高いと生存競争も激しくなり
結果として獰猛な熊が生き残るのかな?

頭数調整の必要があるものの、ハンターの担い手不足だとか、人を恐れない個体や人の食べ物の味を憶えてしまった個体が増加してるだとか、課題が山積みの様です。

ベテランの猟師でさえ容易には駆除できない危険なヒグマ、大多数の素人には為す術もありません。

本来は原生林と人里の間にある里山みたいな二次的自然が緩衝帯になってる筈でしょうが、机上の理論どおり都合良くは機能しないものです。

盛岡在住の義姉が一念発起して猟銃免許を取得したらしく、興味深いと感じました。いずれ詳しく聞いてみようと思ってます。

 

釧路管内では昨年あたりから野犬が徒党を組み、エゾシカを襲う様子が目撃されたとのことです。少し見方を変えれば、絶滅したエゾオオカミのニッチを同種であるイヌが埋めているという「皮肉」とも取れます。

実際、エゾシカ対策としてオオカミ再導入を提唱する方もいるみたいです。構想としては理解できますが、余りにもハレーションが大きく現実論ではないのでしょうけれど。

絶滅させられたオオカミには申し訳ないですが、やはり現在の北海道にいてもらっては困るのです。

通勤中に官庁街で見かけるエゾシカ(浦河)
登校する生徒ももはや気にしてません

廃線跡を通行してる模様

昨年いつも宿舎前で遊んでた子ギツネ
すっかり成長して今は通り過ぎるだけ

で、何気に浦河町の広報を見てたら、とうとう近所のバス停にも出た‥都市間高速バス(広尾サンタ号)に乗降するとき利用してるターミナル。周囲は育成牧場ですが事業所や福祉施設が隣接しており、すぐ近くにパチンコ店やカラオケ店、生協や学校もある場所です。

夜道は気を付けねば!(どうやって?)

午後7時ってサンタ号のとうちゃこ時刻じゃ‥

浦河もようやく日中は15℃位まで気温が上昇してきました。まだ寒々とした時期は続きますが、ついにコタツを撤収!せめて気分だけでもムリヤリ夏モード‥

ツツジも海霧の中‥

やっと顔を出した馬鈴薯

和種ハッカ
旭川で増やした株を浦河と松前へ移植

道内では殆ど見かけない春の七草ハハコグサ
中国大陸原産の史前帰化植物

畝間の水を集める釜場を掘削
10㎜程度の雨なら浸透しますが
それ以上降れば滞水して逆効果
遮水材料でツッペすればミニ池にもなります

ネギの切れ端も植えちゃいます
とにかくお金はかけたくないので
無肥料かつ蒔いた種も試供品ばかり

秋に拾った木の実も発芽し始めました