ezohikiの日記

道内五拠点生活

またたく熱帯夜

ウニ漁かな?
磯舟が浮かぶのは城の石垣を再利用した
福山波止場跡(土木学会選奨土木遺産
今日も暑くなりそうです(松前にて)

今夏は函館や旭川でも熱帯夜を観測しました。また松前など道南の日本海側では熱帯夜が常態化してる様です。

盆休み前半を夜めっきり涼しく(14℃)なってた美深で過ごした後、浦河まで戻って3日間出勤。

いえ、連続して休めたのですが、仕事でなくベランダの鉢植えが心配で‥今夏の日高地方はまるで地中海式気候?まとまった雨が月に1回程度しか降らず、畑もカラカラです。雑草が茂らないのは助かりますが、麦ばかり元気。半年前まで荒地だったので、乾燥に強そうなノブドウ(生食はもちろん醸造も出来ません)の蔓がはびこってます。

秋になると色とりどりの漿果が実るノブドウ

ベランダのアマちゃん(浦河にて)
乾燥が続くと訪れてくれる頻度も少ない

さて、先月は東(十勝)へ行ったり先々週は北上(美深)したり、今度はニンニキニキニキ西(道南)へ向かいます。

かつてエゾヒキガエルの産卵池だった函館の実家の池
昔からギンヤンマが発生してました
ちなみに旭川の自宅の池ではルリボシヤンマが羽化します

母方の墓参を先月(函館のお盆は7月)済ませたので、実家に1泊して父の様子を伺ってから松前の土地管理(草刈)に行きます。近頃は温泉に2泊することが多く、少し贅沢でもこの方がゆったり作業できます。

経費削減で冷房なしの部屋、1日目の晩は外気温が25℃を下回りません。熱帯夜を過ごすのは32年ぶりです。

こんな夜はセイコマのアイス
厚真産ハスカップ入り
やっぱりワッフルが旨かった‥

事前に「扇風機が役に立たない」とは聞いてたものの全く想像できず、熱帯夜を初体験した大学1年生(S63)の夏。日陰でも夜でも逃れられない、絶望的な暑さに衝撃を受けました。

それでも夏本番には馬を連れて高原の避暑地で過ごしまして。富士吉田にあった武蔵野市の林間学校、蓼科にあったウヨちゃん(馬術界の重鎮)の別荘、小淵沢にあった育成牧場‥バイト代は一切自分の懐には入らず、全額が部費として徴収され飼養と運営に充てられます。

最も辛く感じたのは、馬術部を引退しひと夏を下界で越した4年生の時でした。「毎年こんな夏を耐えるなんて無理!絶対に北海道へ帰る!」

道内では数少ない自然分布の照葉樹マサキ
主に道南で生育しますがこんなに大きくなるのは珍しい
まだ8月なのにセミの声が既に聞こえません
早くから暑くなったせい?異常事態と考えるのは尚早ですが

今は輪をかけて暑くなってるでしょうから、冷房なしで住むのは暖房なしで北海道の冬を過ごすみたいなもんでしょうね。

ヒメクサキリ終齢幼虫♀

先月2つあったフタモンアシナガバチの巣
ケブカスズメバチに襲われた?1つはもぬけの殻

と思ったら近くのヤマハマナスで再生してました

サルスベリの花(百日紅
ネムノキと同様に道南では夏に良く見かけます

サルスベリ胆振管内でも育つ様です
セイヨウミツバチが訪れる光景は微笑ましい
有珠山SA(下り線)にて

‥寝苦しい!今夜は浦河でも初の熱帯夜になるかな?