今年度で勤続31年目とは我ながら驚きですが、結婚して28回目の年越しというのもシンジラレナーイ出来事。人生の52.1%も一緒にいたとは‥
年末年始は妻の実家、美深で過ごすのが恒例です。
「日本一寒い」を自認する自治体はいくつかありますが、美深は公式記録で-41.5℃(国内最低)を持つ町です。
上川管内においては幌加内(母子里)や旭川(江丹別)でも同レベルの記録があります。
この地域の特徴として、年内は雪がワサワサ降り積もりますが、やがて日本海の暖流が冷えてくるとドカ雪は一段落。遥かオホーツク海に流氷が押し寄せるころ北海道は大陸の一部と化し、晴天の日は道北内陸部でシバレあがります。
これに対し十勝管内では冬の間いわゆる十勝晴れ、雪は少ないけどバンキリ放射冷却が発生する状況で、北部の陸別は「冬が日本一寒い町」とされています。
十勝にいたころ陸別の現場を担当してましたが、下手にコンクリート構造物を設置すると凍上でことごとく破損してしまうのが悩みの種でした。
さて、例年の様に名寄のSCで買い出し。
妻も高校時代、半ドンに友人達と汽車で名寄の町へ、というのがトレンデーだったそうです。
旭川となると「たまに家族と遠出」する街。
札幌に至っては内地の人にとっての東京みたいなもんでしょう。
つまり①名寄②旭川③札幌という都会の段階的な階層があるらしく、以前、某ラジオで別海出身のパーソナリティが、まず根室または中標津、次に釧路があって札幌はその先、と同じことを話していました。
町村名だけで年賀状が届くような地域に住み慣れると、その感覚が理解できます。さしずめ浦河にいる現在、①静内②苫小牧といった具合に。
函館で過ごした幼少期、市電で家族とお出かけといえば身近な五稜郭本町、もしくは由緒?ある大門。
東京なら前者が吉祥寺、後者が銀座みたいなもんなのかな?知らんけど。