ezohikiの日記

道内五拠点生活

道内各地の気候・風土(道南)

さざんか咲いた

日高管内も11月半ばを過ぎると木枯らしが吹いて、カシワの半落葉とクロマツの緑を除き海岸段丘はすっかり冬木立に。 鮮やかなピンクのマユミの実枯野の中で一際目を引きます 空っ風にカラカラと葉を鳴らすカシワ林は、ちょうど年の瀬の関東・武蔵野のクヌギ…

冬の訪れ

先月末から胆振の養鶏場で鳥フル発生が相次ぎ、再び猛威を振るっています。隣接する日高への伝播も時間の問題なのか‥ 先日、某番組で出演者が「北海道ってもう寒いのかな?何着て行こう?」と言ってましたが、今が最も道内での地域差を感じる頃です。 北海道…

クヌギの思い出

子供の頃、図鑑の分布欄に「本州以南」と書かさってるのを見て羨ましく思っていました。きっと対岸には色んな動植物がゴマンといるのだろうと。 函館の街を抱くショッパイ河こと津軽海峡には生物の往来を隔てるブラキストンラインが存在しますが、本州はすぐ…

寒地の作物と果樹

サツマイモは極寒の美深でも収穫可能です。恐らくゴーヤも育ちます。近年は道内各地で落花生など意外な作物が栽培されている様です。 単年作の場合、冬どんだけシバレようとも関係ありません。生育時に高温が期待できる上川盆地は亜熱帯原産である稲の一大産…

北海道南端エリアの昆虫

前回に続き、道南編です。 本州から青函トンネルを抜けると渡島管内知内町。カキとニラとマコガレイ、最近は高校野球の強豪校でも知られています。 道端で見つけたシロスジコガネ。 クロマツ林に発生、生息も道南に限られることから、クロマツと共に本州から…

'22夏 帰省②

一昨年の札沼線(区間の6割)、去年の日高本線(大部分)に続き、留萌本線もついに全線廃止とのニュースがありました。新幹線の並行在来線となる函館本線(山線)のバス転換も決まっており、道内の地方交通線はいよいよ限界まで達してしまった様です。 無理…

'22夏 帰省①

これまで幾度となく転居を繰り返してきましたが、エアコンなる文明の利器を家に設置したことがありません。 東京にいた時も、貧乏学生にとってクーラーなど贅沢品。(そもそも昔ながらの下宿や厩舎=部室はスカスカなのでたぶん無意味‥)センプーキ回しても熱…

エゾヒキガエルのはなし②

路面電車の終点・谷地頭(ヤチガシラ)。 函館山の南東麓に位置し、ぐるりと杜に囲まれた趣のある閑静な住宅街です。 地域全体がスリ鉢状の地形を成しており、NHK「ブラタモリ」でも謎の凹地として紹介されましたが、火口の跡ともいわれています。 戦前まで、鉢…

砂山

臥牛山(函館山)と共に、市内の学校で校歌によく登場する地名が「宇賀の浦」です。 「巴の港」と称される天然の良港・函館港の反対側、外海(津軽海峡)に面した海岸で、大森浜とも呼びますが、かつては砂山とか高盛山とか言われる砂丘があったそうです。上…

エゾヒキガエルのはなし①

函館山山麓を散策していると、地元のロータリークラブが設置したロードキル注意喚起の標識を見かけます。 この標識に示されている「エゾヒキガエル」とは、古くから函館山に土着していた国内外来種アズマヒキガエルの通称です。かつて私も保全活動に係わって…

仰ぐ臥牛の峰 美しく(駒場小 校歌の一節)

港街の函館市は いつ来ても 潮風に油がまざったような 香りをただよわしていた すべてが雑然としたこの市街は かつての大火災後 一層雑然さを加えて来たようだ それにしても なつかしいのは 函館山の姿である この山を眺めて 初めて故郷らしい 気持ちになっ…

ハチクの勢い

北海道では竹林が極めて稀、という記事を以前書きましたが、ハチクやヤダケの「竹藪」なら函館市内でも割と普通に見られます。(正確にはヤダケは笹に分類されます。) ハチクは華北原産で寒さに強く、道央あたりでも生育するそうです。 ♪竹に短冊七夕祭り …

私の第三地区

GW前半は老父のいる函館の実家へ帰省しました。 故郷へ 故郷へ これだけ書いただけでも ゾクゾクする程嬉しくなった 北海道函館市は 僕の生れ故郷である 港の景色も 街や山の姿も 母や兄や姉や その子供達も 想い出すと限りない なつかしさがわいて来る(小…

カマタマ。

昨年11月、松前の別宅で見つけたオオカマキリの卵嚢です。 北海道でカマキリといえば超希少。 東京での学生時代、キャンパス内の空地で馬に食わせる青草を刈っていると大小様々、多種雑多なカマキリがゴマンといて自分だけテンション上がりまくったものです…

北辺の竹林~モウソウチク

松前城のある海岸段丘の背後には寺町が形成されており、北海道遺産にも選定されています。思わず道内にいることを忘れてしまいそうな、古刹と椿と竹林。 内地でモウソウチクは荒廃した里山にはびこり問題になっている様ですが、道内ではごく一部でしか育たず…

「北の鎌倉」松前

幼少の頃から生き物と歴史に興味のあった私は「日本昔ばなし」に出てくる様な農村や里山に憧れ、「将来は趣がある古い集落に住みたい、でも北海道からは出たくない!」と想い続けていました。 そこで「終の住処」として予定(?)してるのが北海道最南端にし…