日曜日は今年初の練習日。サプライズでBTC(軽種馬育成調教センター)のH教官に部班運動を指導して頂けることになりました。
正直、少し緊張します。ワーホリ移住のKさんがレッスンを受けてるのを見て、まるで昭和の馬術部並みの厳しさ😱10代20代の頃なら「言われてなんぼ」の世界なので逆に言われなくなったらオシマイかな、と思ってましたが、50代60代になってそこまで叱咤されると精神的に立ち直れないかも‥それでも上達を志すストイックなKさんって凄すぎます。
しかし、普段は気にも留めてない視点での助言を頂き、自分が騎乗して掛かり気味だったイレブン君に乗り替わるや否や従順な歩様に!また、私も含め年齢構成高めのメンバーに気を使ってか、とても優しい(物足りない?いやウソです、はい。)指導でありました。
さて、4年前に思いがけず日高管内へやって来たものの、全く悪い気はしませんでした。
千葉県と同じ面積の管内には市が1つもなく、鉄道もない。道央なのにこの僻地感。せめて勤務地が静内ならばSCなど多少の利便性はありますが浦河には本屋もファストフードもない。産業は軽種馬と昆布のみ。これでは赴任者が皆、悲嘆に暮れても致し方ありません。
ただし、馬に関わる者にとっては特別な地です。
いつかは来るかも、でも、この歳ではもうないだろうと思っていた日高勤務。浦河へ足を踏み入れるのはH5かH6に出場した競技会(自馬大会か地区大会)以来だったかな?
赴任の日、都市間バスを降り立つと懐かしい厩舎の匂い‥20年間封印していた馬との記憶が甦りました。
乗馬から遠ざかったのは留萌にいた30歳の時。
その頃、ある馬を引き取り十勝の牧場へ預託したこと、ブラック職場だったこと、長女が生まれたこと‥経済的・時間的・体力的・精神的な理由が重なり、妻共々旭川の乗馬クラブを一旦休止することにしました。それが20年の長きに亘るとは思いもしませんでしたが。