来月は恒例の健康診断があります。
職場では「健診に備え節制しなきゃ」という声も聞かれますが意味が解りません。せっかくの検査なのに隠してどーする?
また、我々の親世代に多いのが「どこも痛くないのに病院なんて行かん!」という発想。いくら「自覚症状のない病気を見つけるんだってば!」と説得したところで聞く耳すら持ちません。6年前他界した母も何のことない、数年に1回でもX線を受けていれば‥
自己負担が生じるものの、人間ドックへの振替もできるので隔年を目安に申し込んでいます。日高に来て2回受診してますが、担当の産業医が少々変わった問診をします。
3年前は家族構成やこれまで住んだ地域のことを聞かれました。健診と何の関係が?と思いましたが、他愛のない会話の中からメンタルを診ていたのかも。知らんけど。
そして去年は‥
「技術職だね、専門は?」
「農業工学です。」
「それは農薬とかの関係?最近の技術なの?」
「いえ、灌漑とか排水とか農業に係わる土木技術です。古代文明の時代からありまして、云々‥」
まあ知ってて聞いたのかも知れませんが、自分達にとって当たり前のことを改めて質問されると意表を突かれます。
専修学科とはいえ、一夜漬けの付け焼き刃で取得した学位と知識。何しろ授業には殆ど出れない馬術部生活でしたから。
セレクション(スポーツ推薦)とかでなくフツーに共通1次+2次試験で入った分際なのに、そんなんで卒業させてもらえた緩い時代。馬術部に理解のあった先生方、ノートを回してくれた試験対策委員(東大院とか国家Ⅰ種に受かる優秀なクラスメイトたち)に今更ながら感謝です。
さて、農業土木って?
仕事関係のことを記載する機会はあまりなかったのですが、写真等によりイメージだけでも紹介したいと思います。
長年に渡り携わってきた現場ですが、恐らく今年度を最後に事務方へ異動する見込みで、技術職として最後に担当するのは「地すべり」の地区です。