ezohikiの日記

道内五拠点生活

'22夏 帰省①

これまで幾度となく転居を繰り返してきましたが、エアコンなる文明の利器を家に設置したことがありません。

東京にいた時も、貧乏学生にとってクーラーなど贅沢品。(そもそも昔ながらの下宿や厩舎=部室はスカスカなのでたぶん無意味‥)センプーキ回しても熱風が発生するだけ、という道民には信じ難い現象に、早々とUターンを決意したものです。

ともあれ、真夏日が多い旭川の自宅にもその類の機器はありません。

「センプーキの前が過密なんだけど」と妻からメール。あと1ケ月足らずの辛抱、どうせ2ケ月後には霜、3ケ月後には雪降るんだしガマンせい、なんてセンプーキすら要らない浦河から無責任に叱咤激励を飛ばします。

という訳で、暑そうな旭川への帰宅は先延ばし、先週は4連休にして函館へ帰省しました。

都市間高速バスで札幌まで4h、乗り継いで更に6h、日中ほぼ1日かけての移動です。

あれ?何かない‥ネムノキの根元にあったハチクの植え込みが消えています。

「1週間かけて除去したさ」と父。

近所に子供もいなくなったし、姪っ子(下)も卒業して3年経ち七夕の竹を小学校へ寄贈することもなくなったため、今年の7月7日をもって営業終了することにした、とのこと。

とりあえず残った地下茎からハチクをハチアゲしてみました

母に先立たれ、歳を重ねた父は些かセッカチになってきた様です。

終活と称し、あれこれ整理するのは良いのですが、墓じまいのことまで気にし出す始末‥いやいや、しまわれては困ります。将来、自分も入るんだから。

 

翌日は天気が不安定、競馬最終日の函館記念(GⅢ)も五稜郭の野外劇も土砂降りの中で行われた様です。

姪っ子(上)の誕生祝いも兼ねて夕食は近所の回転寿司へ。水産会社の経営なので鮮度は抜群です。17歳かぁ‥ワシら17歳の頃って何してたべ?なんて妹と話しながら‥

朝には雨も上がり、朝イチの汽車で松前へ向かいます。

古都にはアジサイがお似合い 松前にて