ezohikiの日記

道内五拠点生活

ネコにマタタビ

雑木林の林縁、いわゆるマント群落は藪が深くツル性の植物が繁茂し、毛虫なんかもいたりしてあまり近づきたくない場所ですが、野生の果樹も多く見られます。

道南や日胆地方でよく目にするマタタビもその一つです。

所々、葉っぱが白くなっているので、近縁のコクワ(サルナシ)と区分できますが、どちらもキウイフルーツ(チュウゴクサルナシ)の仲間で、美味しい実がなります。

旭川の庭にはコクワが植わさっており、毎秋たわわに「一口サイズのキウイ」が収穫できます。

マタタビには虫除けの成分が含まれているため、ネコ科の動物が好んで寄って来るという話は有名です。(コクワやキウイにも同じ様な効果があるらしい)

早速、乗馬施設の看板ネコに手土産として与えてみました。(ご機嫌とり)

前回は生の葉っぱを持っていったら、見向きもされませんでした。今回は少し陰干ししてみたところ、ご満悦の様子。

もう一匹、茶トラがいるのですが、こちらは興味を示しません。(嫌われてる訳ではない、と思う‥)

人間でもお酒好きな人とそうでない人がいる様に、個性があるのでしょう。

 

雨が降ったかと思えば止み、止んだら今度は蒸し暑く(20℃ですが)、二日後、仕事帰りに夕涼みのため海沿いをチャリで絵笛の方へ。カラフルなアオバトが海水を飲みに横切り、冷たい浜風が心地よく、下り坂人生サイコー!です。

こちらはコクワ。マタタビの仲間は♂♀があるので、花または実がないとどちらか分かりません。

ヤマブドウ。これも♂♀に分かれます。

山の畑の桑の実を‥これは野生種のヤマグワ。実(マルベリー)は小さすぎて食った気がしません。

海浜に多いアキグミ。実は生食には向かないそうです。

同じく砂浜にはびこるナワシロイチゴラズベリーの一種です。

 

今回は野生の果樹でまとめてみました。

下り坂があれば当然、上り坂も‥結局、汗だくです。

日高より暑いところでの夏越しはもう無理、お次の行先は釧路か根室か‥