盆休で昨夜から旭川です。
予想どおり高速バスは満席。ペガサス号は2号車増発、旭川号は臨時便でなんとかたどり着きました。
日中の猛暑は浦河の比でありませんが、浦河ほどの湿気はなく日陰に逃げ込むと風が心地よい😌
ミンミンゼミが旭川にもいる!?
前記事のブコメで頂いた情報と作成中に届いた妻からのメール。
今まで自分が声を聞いた最北は美唄だったので、ぜひ確認したい!何故なら現在、屈斜路湖のワコトミンミンが北限とされてますので、これを覆すことになるからです。
ところが今朝、目を覚まされたのはミンミンの声。
探索するまでもなく、あっさり済みました。これまで旭川では希少と思われたアブラまで鳴いてます。やっぱり今夏は何か違う?
自説では氷期にミンミンは地熱のある温泉地を除いて道内から消えたはず、現在、道南で普通にいるミンミンや石狩川沿いに北上したミンミンはサクラなどに随伴して移入した系統だろう、との考えです。
しかし、これ以外に考えられるのがもう1つ。
最終氷期の後、現在より1~2℃暖かかった縄文海進の時代に1度、点在する温泉地から全道へ分布を広げた可能性です。その後の気温低下により再び温泉地へ押し込められたものの、氷期ほど寒冷化した訳でないので道南の個体群は生き残り、その子孫が近年の温暖化で北上を続けている、というシナリオです。
ただ、1~2℃の上昇で和琴半島の様な道東の山間地から峠を越えたり海岸線伝いに分布を広げ、全道へ展開できたか?またワコトミンミンは模様や生態が独特だと聞いたことがあります。道南や石狩川沿いのミンミンと同じ系統と言えるのかどうか?
内地産・道南産・道央産・和琴産、これらの遺伝子を解析したらルーツが判明すると思うのですが‥別だった場合、将来ハイブリッドが誕生する可能性もあるでしょう。
素人の自由研究というレベルではとても無理なので、大学生の皆さん、どなたか卒論のテーマにでもしてみませんか?