南西の窓からは海鳴りと磯の香り、北東の窓からはイボタの花や樹液の甘酸っぱい匂い、アマガエルの大合唱。
極端な暑がりでもクーラー不要の日高沿岸。通気を良くするだけで十分「幸せな風」が吹き込むため、なんなら扇風機すら要らなかったりして。もはや内地に住むなど思いも寄りませぬ。
宿舎の窓は思う存分に全開、そのまま寝ると寒いほど。自分から見て寒がり(というか正常な人)の多い職場ではそうもいきませんが、回転窓を少し回すだけで海からの冷風が心地好し。
ただ事務室には網戸がありません。当然、多種多様な虫が侵入するので捕獲し同定するのがお役目です。(いや、誰も同定までは頼んでませんが‥)
ケブカスズメバチやマルハナバチ類がポピュラーですが、ムラサキツヤ?シロテン?ハナムグリが飛び込んで来た時は思わず(一人で)テンション上がっちゃいました。基本、ウシアブなど吸血昆虫以外は無罪放免、放逐です。
今は一応、経理のグループに配属されてますが、周りがコワイ顔して帳簿とにらめっこしてても手伝う術が(その気も)ありません。逆に自分の土木技術的な仕事は誰も分からず、お互い何をしてるのか知らない状況。
前記事のとおり馬とか蛇の周知ばかりしてるので、きっと「いきものがかり」とでも思われてるのでしょう。
さて、先週はそんな20℃ちょいの浦河から30℃の旭川へ帰宅。トロけます。
医大専攻科(助産)へ編入した長女も珍しく札幌から帰宅、定期試験が終わり後は3月の国試まで実習漬けの日々なんだとか。夏休みも短く束の間の休息みたいです。
「旭川、何でこんな暑いの?」全く同感です。暑がりが2名に達したので妻も渋々、夜の窓開けを認めました
早くも就職を決めた長女。
早くも?これが早いのか遅いのか、良く分かりません。妻も自分もバブルの余韻が残ってた頃の理系なので、就活の経験がないのです。勝手なイメージではスーツ姿で会社とか回るアレでしょ、知らんけど。