ezohikiの日記

道内五拠点生活

2人きりの連休前半

近所の雑木林にて(旭川
水芭蕉といえば「遥かな尾瀬」のイメージですが
北海道第2の都市のツッカケで行ける街中に
自生の群落があるなんて信じられないっしょ?

窓際とはいえ今が繁忙期、でもヒマな時に出来る限りの下拵えを済ませてたので残業はなし。11連休は無理ですけど飛び石の月曜は休んで旭川へ帰ります。

先々週、乗馬サークルへ入部した妻ですが、木曜夜の練習も参加し25年ぶりの騎乗。お試しだったため部班には入らず、常歩での蹄跡行進と輪乗・巻乗で感触を確かめ、最後に少し速歩してみた程度でしたが、20年ぶりの騎乗で相当おっかなびっくりだった5年前の自分に比べると堂々たるモンです。近いうちに駈歩発進まで行けるでしょう。お帰りなさい、馬の世界へ!

乗馬再デビューのお相手はタッキー君
元々BTCで教練用に使われてた馬なので
扶助に対する反応も軽く従順(性格も人懐こい)
ブランクの長かった経験者には適任です

今回は浦河や静内の桜見物にと両親を連れ、車で来ていました。宿舎には全く使ってない一間があったのですが「アタシの部屋にする!」と勝手に敷布やら何やら持ち込み、新たな巣作りを始めまして‥3年後には退去なんだからあまりモノ増やさないでね、と言っても馬耳東風です。

これこれ!プリンより甘い茶碗蒸し!
義母が作ってきてくれました
具材は栗のシロップ漬🌰茶碗蒸したるものこうでないば
ゲストハウスぴふかの宿泊客にも提供されてると思います

義父母はAERUに泊まり、金曜はまだ開花前だったことから襟裳岬を観光。戻る際に仕事終わりの自分を拾ってもらい、占冠経由で旭川へ向かいます。振内から日高峠・金山峠を越える山岳ルート、さほど険しい道ではないものの🦌🦊だらけで野生の王国。浦河の町中も同じなんですが。

連休前半は子供達の誰1人旭川に帰って来ないので夫婦水入らず。だからといって今更テレる歳ではないですけど‥

長女が生まれる前の6年間はこんなだったなぁ、と思うと不思議な感じ。土曜に士別や留萌から旭川へ来て、義父母別宅に泊まって乗馬して帰る、という週末を過ごしてた20代後半の頃がまるで昨日のよう。

物覚えが悪くなり身体も無理が効かなくなったことと、子育てを概成させたという満足感。それ以外は何も変わってないし何も得てません。悟りや不惑といった人としての成長?仕事のキャリアとか社会的な地位や信用?そんな上乗せなど有りゃしない。多少の老獪さと開き直りからくる図太さを身に付けたジジィに成り果てたものよのう‥

妻の短大時代の友人から実家で獲れた筍を頂きました
柔らかく炊かれてあったので🍚何杯でもいけます
本州(首都圏)の由緒あるお寺が実家だそうです

こちらも春の味覚・コゴミ(クサソテツ)と
アイヌネギ(ギョウジャニンニク
旭川の自宅や義父母別宅の庭で放任栽培しています

春光台より上川平原の東方を望む
左端に見えるのは天塩川源流の天塩岳
正面が大雪山(やや左に北大雪の山々)
右のなだらかな高原状の山はトムラウシ

同じく南東側は十勝岳連峰へ続きます
手前に旭川中心市街と幌内山地

徳冨蘆花文学碑
市内には知里幸恵井上靖三浦綾子といった
旭川ゆかりの文学者の痕跡があちこちに残されてます

純白のミズバショウを引き立てるのは赤黒いザゼンソウ
何となく白の源氏と赤の平家を連想させますが
アンチ派で天邪鬼の私はもちろんザゼンソウびいきです

奥に見える黄色い花はヤチブキ(エゾノリュウキンカ
お浸しにするとトロっと美味しんですよね~採らんけど

自宅の池(というより水溜まり)の水芭蕉
十年くらい前に美深の川で種を採取して栽培した株です
今年ついに白くて小さな苞が‥