ezohikiの日記

道内五拠点生活

ぐるっと十勝🍛食べまくり①

到着後もちろん直ちにインデアン
荷物運びの手伝いで前々日から帯広入りしていた長男は
4日連続インデアンを達成😲いくら何でも毎日はねぇ‥

先週は反時計回りに670㎞、2年前とは順路が逆の路線バス旅。

次女の入学式にかこつけたグルメツアー?例によって帯広へ各個に全員集合、否、さすがに新採1週目の長女は不参加です。

昨年より〔経理部門へ放り込まれた土木職〕という謎の肩書きを得てますが、各地に1名ずつ置かれます。周りとは業務が異なるので着任後は引継書と全道の横の連携が頼みの綱。幸い自分はスリッパ異動だったため前任から直接レクチャーを受けることが出来ました。

新年度、同ポストの各地の配席を見るとオヤッ?音更の頃、同じ係にいたメンツが何故か揃っててビンゴ!景品とかは当たらないけど。

十勝の北東部を担当する音更の事業所には2回、通算8年在籍してました。

食料自給率1200%を誇り、日高とは桁違いの事業量を抱える十勝。好むと好まざると仕事中心の毎日でしたが、働き盛りの30~40代だったこともあり残業が続いても体力的に問題なく。

空知の水田整備と並ぶ土地改良の花形が十勝の畑地帯。営農飲雑用水・農道・堆肥製造施設・改良山成・暗渠・明渠・客土・除礫・心破‥様々な工種を経験し、十勝モンロー主義の農家や地元団体・土建業者を相手に鍛えられました。

農業土木は人類最古の技術。自分が志したのも途上国で最も必要とされるスキルと考えたからです。(ホントは農学部の中でも比較的、受かり易かったから😅)でも今は無理!馬への情熱は焼けボックイなのに、仕事に対する気力は雲消霧散‥ま、いっか。

そんな彼の地へ、次女がリターン。2年前のオープンキャンパス時は「受かればいいね」程度だったのに。

昔と違い2年生で専攻が振り分けられます。次女の志望する環境系は人気のため、もし他ならどこが良いかと聞かれたので姑息にも土木系をプッシュしました。そこも生態系の研究室があるし。

しかし危険を伴う馬術部は親として薦めません。まぁ次女のこと、もう自己責任で決めれるので何の心配もないですが。

浦河(東町)~様似(本町)
田舎の路線バスにありがちな
「途中の市街地を一筆書でクネクネ巡る」
これを避けるため乗り換えは
町の手前で降り町のはずれから乗ります

アポイ岳は雲隠れ
様似駅から広尾行き路線バス(日勝線)に再び乗車

襟裳岬が近づくにつれ強風で木々は低くなり
植林されたクロマツ国内外来種)とカシワ(在来種)が
身を寄せ合うようにおがっています
やがて辺り一面は草原ばかりに

道をV字に岬を越えると海は大荒れ
気候・地形は十勝側に入りますが
行政区分はまだしばらく日高管内
断崖絶壁の秘境が続く黄金道路

広尾の町の手前で降車(ほぼ貸し切り)
黄金道路を振り返ると法面にはミヤコザサ
雰囲気は日高管内の町と変わりませんが
漂ってくるのは馬の厩肥の匂いではなく
牛の糞尿とサイレージの酸っかい香り

十勝神社境内にあったのは
寒さに強いヨーロッパアカマツではなく
内地産のアカマツでした

清流・楽古川
黄昏時ですが川底の石まではっきり見えます

閉鎖から20年を経た広尾水族館は朽ち果てて廃墟に

シーサイドパークより十勝港方面を望む
十勝の農畜産物を積み出す重要港湾

妻と次女は旭川から寮に入れる荷物を載せ車で
長男は札幌から高速バスでそれぞれ前々日より帯広入り
義父母は旭川から都市間バスで
自分は浦河から路線バスでそれぞれ前日より帯広入り
インデアンの後は牛乳で乾杯して安着祝い

勝手知ったる帯広の街で乳製品と
十勝産小麦&豆のパンを買い占め
妻から朝食に食べていいよと言われた豆パン
全部食べたら怒られた👹理不尽だ‥