と思いきや唖然とするほどまた獲れちゃった
(;゚Д゚)こうなったら郵便コストもやむ無し
美深の妻の実家(宿泊業)へ送り使ってもらいました
先日「竹筋コンクリート」なるものを紹介する番組を見ました。内地では放置された竹林が荒れ、地域の問題になってる様ですが、その有効利用の1つとのこと。
土木屋のハシクレとして興味深い内容であり、何年か前の朝ドラ(ゆずのOPだったやつ)で役所の技術者(TKOの1人)が竹筋について語る場面があったのを思い出しました。
土木技術は基本、経験工学。蓄積された実績に対し理論を後付け、という手法が多いです。また、古い技術の再評価や新しいアイデアなどによりイノベーションされることも割と頻繁である様に感じます。
今まで32年余り農業土木職に就いてましたが、1つだけ技術者として誇れる実績があります😤
「法覆基材工」
駆け出しの頃、新工法のアイデア募集みたいなのがあり、応募したのがこれです。何年か後に標準工法とされた時は「これ自分が発案したやつ!」と驚きました。まあ誰かが実用化に向けた研究や検証をしたのでしょうが、少なくともきっかけを与えたのは自分だったと自負しています。
一般廃棄物となる雑草の根が混じった表土(鋤取り物)を
利用し張芝の代わりに法面へ土羽打ち(浦河にて7月)
貴重な低エントロピー資源です
でも刈り取って乾かし化石燃料の代わりにするのは
さすがに現実的ではありません
これを餌とする分解者に養分を濃縮してもらい
来年用の堆肥を作ります(元手はタダ)
ところで近年、念仏の如くゼロカーボンだのSDなんちゃらだの、唱えてれば何とかなる宗教みたいなCMとかキャンペーンが大流行ですね。(あ、でも何食ってもゼロカロリーってのは大賛成\(^^)/)
水素は無尽蔵?水素が直ぐ使える状態でその辺に転がってる訳ない!ナンセンスも甚だしい。
木を植えれば炭酸ガスを吸収してくれるから温暖化も解決?とんでもない!炭酸同化で成長した木はやがて枯れ、分解者によって水と炭酸ガスに戻る。プラマイゼロです。
その分の化石燃料を節約しない限り理論的に
炭酸ガスの発生を軽減したことになりません
宿舎の菜園で野良生えしたヤマグワ
気休めですがオガらせて薪にするつもり
数があるのでポットに掘り上げ松前に移植します
こちらは材木として利用出来そう
では自転車や馬ならゼロカーボン?そう単純ではありません。食料生産や家畜の飼養だって営農・資材・輸送など間接的に石油が消費されるのだから、完全な地産地消つまり近代化前に戻らぬ限り到底ゼロなんて行き着きません。
少しでも粗飼料を自給するには
笹やススキ・オーチャードなどの野草を刈ったり
燕麦・大麦を栽培することを計画中
これは飼料として検討中の稗
そんな雑な飼い方は出来ません
粗食に耐え丈夫なドサンコでなければ無理です
簡単な障害飛越や流鏑馬も調教したいな
しかしエネルギー消費を控えることによって温暖化の先延ばしなら出来ます。ゼロカーボンなど実におこがましい目標設定です。
道内ではごく普通種
学名イオはギリシャ神話の悲話が由来だそうです
おだって挿しまくりました