ezohikiの日記

道内五拠点生活

毒虫の夜

もう旭川は朝晩ヒトケタの気温に
今夏の暑さで2階の高さまで伸びた
野良生え西洋朝顔と野良生えミニトマト
野良にしては美味しいトマトが実りました

こんなオドロオドロしいタイトルを付けると、まるでスポーツ紙の恥ずかしいページに載ってる小説みたいですが(読んだことないから知らんけど)正体はコイツです。

(まだ夜も暖かい浦河にて)
寝てて何かモゾモゾすると思ったら
寝床にアオバアリガタハネカクシが2匹
電気の紐をクライミングしてる輩が4匹も!

浦河のボロ宿舎は築42年、単身赴任に際し少しでも出費を抑えるため家賃が安いところを所望したので文句は言えません。

サッシや通気孔・玄関ドアの隙間から、冬は冷気が入り込みます。これが十勝や上川の寒さであれば灯油代が嵩み、かえって不経済。でも日高の冬なら、使わない部屋を封印し開かずの間にするなど工夫すれば大して気になりません。

また平年並みに涼しい夏であれば、夜は網戸がない窓を閉めても寝苦しくありません。むしろ寒くて網戸のある窓まで閉めた日もあったくらい。

ところが異常に暑かった昨夏・今夏の浦河。網戸のある窓を全て開けても凪いでしまえば室温は25℃より下がらず、熱帯夜状態になってしまいます。せめて扇風機くらいあれば良かったのですが‥

潰れて有毒の体液が付着すると炎症を起こします
風呂場やトイレで皮膚の敏感な部分での被害が多いとか

歪んだ網戸にはアマガエルでも入り込めちゃう隙間ができ、夏の夜は様々な虫が侵入。ゴミムシ・アリ・カメムシ・マグソコガネ・コオロギ・ゲジゲジ‥コオロギはめんこいので生け捕りして放逐しますが、ほかはガムテでピッ!と‥差別します。

アオバアリガタハネカクシも例年1・2匹は見かけたけれど、こんな多数いっぺんに来るなんて。

今年の夏は旭川で初めてミンミンゼミを聞くなど、南方系のセミの勢いが目立ちました。6月には松前でナミドクガの発生、8月には浦河でブヨやサシバエに悩まされました。

これを温暖化の影響と単純に決め付ける訳にはいきませんが、今後も猛暑が加速度的に進むのは間違いないでしょう。

先月はサッシのレールにいたアマちゃんを
窓を開けた時に轢いてしまいました💦
アマちゃんがベランダを訪れる
今月いっぱいは気を付けなければ‥(浦河)

根本的に気候が変わってしまえば、在来の自然もへったくれもありません。わざわざ化石燃料を浪費して意味のない外来種駆除に精を出す、そんなナンセンスに早く気が付くべきです。

またシミュレーションしてみました
現在より5℃気温が上がると‥
道東・道北は冷温帯
道央~北関東あたりまで暖温帯
太平洋ベルトは亜熱帯
奄美・沖縄はホントの熱帯に!

気候変動に応じ在来であれ外来であれ、種が置き換わるのは理にかなったことです。

旭川でおがるイチジク
いずれイチジクの産地になるかも

旭川で収穫したクリです

旭川に帰るといつも義父の作った西瓜が待っています
このところ胡瓜も食べ過ぎでカリウムの過剰摂取?
膀胱がぶっ壊れたかと思うくらいの利尿作用です

例年だとエゾヤマハギは盛夏に
フジバカマは晩秋に咲くのですが
今年は花を同時に見れました(旭川

旭川の自宅のミニ水田
イネに混ぜて植えたヒエも出穂