ezohikiの日記

道内五拠点生活

日高居座り作戦

ヨーロッパ原産オオイヌノフグリハナアブの一種
たぶん道内で最も早い春の訪れ(3.16)
今冬も90L灯油タンク1缶でしのぎました

浦河は3月初めに日平均気温が+に転じ、近所の庭や道端では既に福寿草と蕗の薹が顔を出しています。雪が少ないとこんなにも冬が短く感じらさるとは‥

先々週あたりから福寿草がひょっこり
隣はクリスマスローズ

春はお別れの季節です。JRA育成牧場長だったI先輩は東京へご栄転、懐かしの府中へ引っ越されました。

長男も札幌で一人暮らしを始めます。耳が不自由なので、下宿の人達に迷惑をかけないだろうか、交通事故に遭わないだろうか、心配は尽きません。

同じ大学の4年生になる長女と1年同居させる予定でしたが、アパート借換に伴う出費を試算した結果、別に下宿させた方が経済的であると判断しました。近くに頼れるお姉ちゃんがいるのは心強いです。

高校進学時、聾学校の同級生(長男含め男子3人)はそれぞれ旭川・札幌圏西部・首都圏東部に分かれましたが、今回はグルンとローリングして入れ違いで収まる形に。

そういえば自分もここに来る時、旧知のAさん・Kさんと3地域の同ポストでのローリング席替え人事でした。

今年の異動は6月がメインになります。

赴任して3年、かく言う自分も対象となる年季です。中学や高校の3年間と比べ何と早いことか。

大抵の転勤族にとって浦河への発令は流罪も同然。

汽車は廃線、都市間バスも減便、レンタカーもなく公共交通は絶望的な状態‥車も持たずに来た自分を褒めてあげたい!本屋もファストフードも当然♪何もない春です~道央なのに最寄りの都市まで120㎞、管内で町らしい町といえば静内(新ひだか町)のみ。

辞令が出ると恩赦で罪一等減じられたかのごとく、嬉々として転出していくのが現実です。

でも乗馬や登山を嗜む人々にとって、ここは憧憬の地。

5冠馬シンザンを繋養していた前町長の肝煎り施策「5千人町民乗馬」により、気軽に乗れる環境が整っています。

更に涼夏少雪の西岸海洋性気候、こんな過ごし易い冬を経験してはヨソで勤務する気になれません。

誰にも迷惑かからないし、退職まで居座れれば最高なんですが‥

見事なバスキュールを描く役場前のブロンズ像
この歳になると引っ越しも面倒‥もうここらがキリかな?
退職しても浦河での乗馬は続けるつもりですが
さて拠点をどうする?

宿舎の前は2月末から畑を起こせる状態
2Fなので遠慮してましたが下が空室になったことだし
なんか耕したくなってきちゃった‥