先月は溶連菌、先々月はコロナにやられ2ヶ月余りご無沙汰していた乗馬に参加しました。もっとも1月は施設の方も休みでしたが‥
20年のブランクを経て3年前より再開した乗馬。ふと、靴下にくっついてきた藁屑が宿舎の床に落ちてるのを見つけ、あぁ自分はまた馬の世界へ戻って来たんだ、と実感します。
浦河の人口は1.1万、近年は出面のアジア系住民が増えてるみたいです。調教助手のM氏の牧場でも従業員の6割がインド人やフィリピン人とのことでした。生協へ買い物に行くと中々にインターナショナルな様相です。
前々任地の栗山は同規模ながらもっと街らしい町でしたが、唯一?浦河にあって栗山になかったのがコインランドリーです。さすが牧場従事者が多い日高管内、あちこちで見かけます。店によって「馬着厳禁」とか「OK」とか、入口に掲げられてるのも馬産地ならでは。
内地で何コレ?と思ったのが軒下やベランダに出された洗濯機。なぜ家電が屋外に?
馬術部でも藁干場の隅にゼッケンや肢巻を洗う馬具用洗濯機があり、そこで自分のシャツやパンツも洗っていました。表題の「格言」は当時‥否!今の生活実態を良く反映しています。
また、十勝にいたころ奇妙に見えたのが、冬に洗濯ものを外に干している家庭が割と多かったことです。フリーズドライ?
確かに冬季は十勝晴れが続くので、干し柿も可能でした。寒過ぎて酵母の粉を吹くことはありませんでしたが。
留萌で冬に同じことをすると、柿は干ささらずドロドロに溶けてしまいます。ある年、借りていた市民農園で立派なユウガオが収穫できたので、干瓢にしようと薄切りにして軒下に晒したところ、やはりドロドロになって台無しでした。
冬の湿度って太平洋と日本海で随分違うものです。
今冬は浦河でも僅かながら根雪が見られ、1月平均-3.3℃といつになく低温傾向。これでは最寒月平均-3℃に届かず、西岸海洋性気候でなく亜寒帯に区分されてしまいます。