ezohikiの日記

道内五拠点生活

美深でイモ掘り

これまで当ブログの拠点としてきたのは浦河・函館・松前旭川の4市町ですが、今回は上川北部にある美深を取り上げます。妻の実家、いわば第5のホームグランドです。

豊かに実り芳しく色付く大地

南北に長い上川管内は山・川・盆地が連なる内陸地帯で、岐阜県と同じ広さがあります。地名の通り4大河川(天塩・石狩・空知・鵡)の上流域が合わさる北海道の水源とも言えます。

北部は石狩川に次ぐ国内4位の長流・天塩川水系にあたり、この上流域だけでも山梨県の面積に匹敵します。

もち米は高品質で冷めても柔らかく、コンビニのおこわや三重の赤福に重宝されるそうです。

その中核・名寄市の北20㎞に位置する美深町は最低気温-41℃を記録した町ですが夏は暑く、稲作の内陸部における北限となっています。ちなみに日本最北のセブンブンもあり、この先はセイコマばかり。

林業で栄え最高14千に達した人口も今や3千台。

旭川から100㎞稚内まで150㎞ 宗谷本線(北線)の存続が課題

この町で義父母は宿泊業を営んでいます。

元々は土建会社を経営する傍ら、公共工事等で町外から訪れる技術者のための下宿を併設してたのですが、こちらを拡充する形でビジネスホテルを設置しました。今ではスキーやマラソンの合宿にも使われています。

農家出身の義父は野菜作りにかけてはプロで、美深の自宅や旭川の別宅で多種多様な作物を栽培、宿泊客に提供する食材としています。生産と加工と販売、一応6次産業(1+2+3?1×2×3?どっちでもいっか‥)という体を成しています。

この日はバイトのあった長男以外、一家総出で馬鈴薯の収穫。

彼女が野良着にきがえたら‥イモ娘?いや芋芋クラブ?
会員番号1.助産師のタマゴ、大学3年の長女は札幌から援農に駆け付けてくれました。
会員番号2.旭山動物園で野菜作りの活動をしている高校1年の次女はさすが、農作業はお手のもの。

サツマイモは霜が降るまでオガらせます