ezohikiの日記

道内五拠点生活

エゾシカとオオハンゴンソウ

夜、窓を開けてると肌寒く感じる季節になってきました。

あんなに賑やかだったアマガエルたちも三々五々?林へ帰ってゆき、聴こえてくるのはカンタンやエゾエンマコオロギ。道央や道北の日本海側に多いチョウセンキリギリスはほぼ見かけません。

廃線跡にて エゾシカの母子とオオハンゴンソウ

最近よくエゾシカに出くわします。

退勤し通用門を出ると母子鹿が走り去って行きました。

元来そこらじゅうにいる鹿ですが、どうも人間との距離が近くなり過ぎるのが気になるところです。

車との接触事故も頻繁に発生します。

速度が70㎞/hrを越すとロードキルの頻度が上がる、と聴いたことがあります。自然界ではそれ以上で動く物体というのを想定してないせいでしょうか。そういう意味で法定速度というのは妥当な数値なのかもしれませんね。♪ゆっくり走ろう北海道

放牧地でも、侵入した鹿の群れが馬の群れと一緒に草を食んでいる、なんて光景は日常茶飯事です。もっとも採草しない草地においては馬屋さんも別段、気にしてない様子ですが‥

これが飼料畑や一般畑だったりすると、被害は深刻です。いくら防鹿柵を整備しても、囲っていないエリアへ移動して食害を加えるので、生産者はたまったものでありません。

個体数調整のため狼を再導入しては、なんて突飛な案もあるようですが、現実的に難しい問題です。

♪見渡す限りのタンポポ、もといオオハンゴンソウの草原♪

特定外来生物に指定されているオオハンゴンソウですが、晩夏を告げる黄色い花は馴染み深いものです。

富良野を舞台としたドラマでも、百万本の薔薇の代わりにオオハンゴンソウを贈ってプロポーズ、なんてシーンがありました。

現場でこの植物が確認されると、法令に基づいて処理しなければなりません。刈取・鋤取物は枯死させてから搬出するのですが、その搬出先も一面花盛りだったりして、それって実際どうなの課?

ランの仲間ネジバナ 湿気った草原で咲きます