北辺の竹林~モウソウチク

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松前城のある海岸段丘の背後には寺町が形成されており、北海道遺産にも選定されています。思わず道内にいることを忘れてしまいそうな、古刹と椿と竹林。

内地でモウソウチクは荒廃した里山にはびこり問題になっている様ですが、道内ではごく一部でしか育たず、大変珍しいロケーションです。

道内出身者が内地へ行って奇妙に思うもの(昭和の頃ですが)、瓦屋根・人口密度と道の狭さ・ゴキブリ・クーラー・細い缶ジュース‥色々ありましたが竹林もその一つでしょう。

上京し大学の馬術部で過ごしていた三十数年前、厩舎の裏はシラカシの巨木とモウソウチクに覆われていました。よく見ると「無断で筍を採った者は退学に処す」なんて立札が。せば、おがった竹ならいいっしょ、などと屁理屈をつけ、青々と若葉を茂らせた稈を失敬してきては馬にオヤツとして食わせてたものでした。

聞いた話では、林学科の学生が酔った勢いでチェンソーを持ち出し正門のケヤキを伐採して退学になったとか、農業工学科の連中がコンパ中に数人がかりで駐車してる車を持ち上げアッペにしたとか‥昭和とはやること成すこと何と荒い時代だったのでしょう。

いや、我が部も例外ではなく、大きな試合後の打ち上げではいつも「飛び込み水濠」と呼ばれる野外走行の障害‥しかも水質はボロ(馬糞)が溶けてスラリー状、アズマヒキガエルのオタマが泳ぐ‥に、上下級生・男女関係なくドブ漬けされた後、焼却炉の大釜で茹でられ温まると、今度は一斉に向かいの女子寮前まで押しかけ名乗りを上げる、なんてバカな風習(?)がありました。

今は昔、若かりし頃の思い出です。