ガチョウのモルテン?いいえオオハクチョウです

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3月に入ると日脚が伸びプラスの気温も多くなってきました。恒例の「節句荒れ」「彼岸荒れ」を経て春が近づきます。

今時期、日高沿岸の河口部ではオオハクチョウが越冬しています。写真の個体は通勤時にいつも見かける一羽。川にはコイ(※)が群れなしているのですが、ガラケーカメラの限界なのか単にセンスがないのか、分かりづらいですね‥

私は鳥に詳しくないのでウロ覚えですが、カムチャツカから千島・道東経由で飛来するのがオオハクチョウ、サハリンから道北経由で飛来するのがコハクチョウ。両種は東胆振ウトナイ湖や道南の大沼で合流するようです。

旭川の自宅の真上を年2回(晩秋・早春)カギになりサオになり渡っていくのはコハクチョウということになります。もっとも帯広や静内の街中でもオオハクチョウは普通に見られますので、道内ではごく身近な鳥といえます。鳥フル蔓延防止の観点から、適度な距離感が求められますが。

この川は何種類かのカモ、他地域ではあまり見かけない白いサギ(ダイサギorチュウサギ?)が生息し、上空にはオジロワシが旋回、拓けた放牧地ではノスリやコウライキジ(※)が確認できます。残念ながらガラケーカメラでは点にしか写りません‥

 

注釈(※)について

いわゆる外来種ですが古来より農村環境においてニッチを獲得、里山的生態系の構成員として多様性を担っています。

【参考】北海道ブルーリストでのランク付け

コイ:A3(定着しており影響が懸念される)

コウライキジ:A3→Bへ改定(懸念していた影響が報告されず)

このリストの策定には各分野の有識者と呼ばれる方々が携わっていますが、駆除団体の見解に左右されたり、根拠とする文献に偏りがあったり、そもそもブルーリスト自体がヤッツケ作業で編纂されたという経緯があったり‥そのトバッチリを食らったのが函館山に江戸時代から土着していたアズマヒキガエル(通称エゾヒキガエル)‥詳しくは追々。