最後の一株~実生パパイヤの越冬

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昨年5月にスーパーで購入した果実から20粒ほど種子を採って播種したところ、2ケ月後にほぼ100%発芽しました。

と、ここまでは良かったのですが問題は夏季の海霧による低温。昨夏は珍しく25℃を越える夏日が続いたので、もう少し育ってくれれば良かったのに‥霜が降る前に室内へ取り込み、真冬の不在時はミニ温室で加温していたにも係わらず、生き残ったのは虎の子の一株のみとなりました。

ある程度まで成長すれば耐寒性がアップする様ですので、今年の生育に期待します。

ところで北海道の西側:積丹半島から道南の亀田半島まで、及び西胆振の一部と私が住んでいる日高東部の海岸線は、気候区分が温帯になります。ちょうど日本海を北上する対馬暖流が南端の松前半島で北・東へ分派し、沖を流れるエリアと一致します。これらの地域では暖地性の樹木や昆虫が生息し、また幕領時に建立された蝦夷三官寺のうち2つ(有珠善光寺・様似等樹院)が現存しており、古くから拓かれた場所でもあります。

大雑把にいうと最寒月の平均気温が-3℃未満なら亜寒帯、以上なら温帯となり、更に最暖月の平均気温が22℃未満なら西岸海洋性、以上なら温暖湿潤気候に区分されます。♪気にしてほしい-3℃♪アラフィフにはピンとくるこのフレーズ、亜寒帯と温帯を分ける温度だったんですね。

夏のヤマセの影響が少ない檜山南部から松前のみ内地と同じ温暖湿潤、ほかは涼夏の西岸海洋性気候にあたり「そうか~ここはパリやロンドンと同じ(?)なのか~」なんてちょっと思ったりします。