ezohikiの日記

道内五拠点生活

函館山のヒキガエル

エゾヒキガエルのはなし番外編~研究者の素顔

丘と海のまきば・浦河 内辞を受けました。余程の不祥事?を起こさない限り日高へ居座れることに 環境に関わる仕事を志しながら専攻したのは農業土木。呼び名が泥臭いため現在では環境資源科学とか農業環境工学とか改称している大学が多いみたいです。どうも…

エゾヒキガエルのはなし④

かつて函館の実家の池でも孵化していたエゾヒキガエル 旭川や美深が位置する上川地方は今、積雪深のピークを迎えてます。3月に入ると道北と言えども降雪より融雪が上回るためですが、平均気温が+となるのはまだ先のこと。 まだ寒い内に落葉樹の剪定を済ませ…

執筆依頼来たる

日暮れがやや遅くなってきました130㎞に渡る海岸線で太平洋に沈む夕陽が見られるのって実は日高だけ?紀伊半島の先端や小笠原・大東諸島の西岸ではどう見えるのでしょう? 連日、TVで留萌の映像が流れてます。 長女の出生地である留萌。 強い季節風で沿岸市…

エゾヒキガエルのはなし③

S42.6.21道新(函館版) 函館山に古くから棲む国内外来種アズマヒキガエル(通称エゾヒキガエル)が直面した最初の受難、それは唯一の天然水域だった「伊藤の池」の消失でした。 元々、函館山には常時流水のある河川は存在しません。起源が火山島で山体も小…

エゾヒキガエルのはなし②

路面電車の終点・谷地頭(ヤチガシラ)。 函館山の南東麓に位置し、ぐるりと杜に囲まれた趣のある閑静な住宅街です。 地域全体がスリ鉢状の地形を成しており、NHK「ブラタモリ」でも謎の凹地として紹介されましたが、火口の跡ともいわれています。 戦前まで、鉢…

エゾヒキガエルのはなし①

函館山山麓を散策していると、地元のロータリークラブが設置したロードキル注意喚起の標識を見かけます。 この標識に示されている「エゾヒキガエル」とは、古くから函館山に土着していた国内外来種アズマヒキガエルの通称です。かつて私も保全活動に係わって…